ミニマリストの生活はそう簡単にできない理由とは
急にはミニマム生活になれないことを実感して、ゆっくり2年かけてこの生活に馴染んできました。
最初は憧れたモノの少ないお家、なんて清々しいんだろう。
ですが、モノを減らしても「何か欲しい」という欲求が襲ってきて、見えない物欲と戦わなくてはいけないことに気づきます。
ここを乗り越えた時、少ないモノで私の生活は充実できるんだ。と思えるんです。
欲求はどこから?
先ほど戦うと書きましたが、自分の欲する心の奥底の気持ちはどこから来ているのか?
そこを突き詰めると、一つは「人の評価」です。
購入したものはあくまで自分のモノなのに、人から「いいね」の評価が欲しい。
いいねをもらったら、さらに上を目指して物欲が増していく。
それっておかしい。と思うようになって気付いたのは、
私が、勝手に人の評価を意識しすぎている。ということ
モノの量や金額で人の価値は決められないのです。
もう一つは、大好きなテレビの情報に流されている自分。
テレビを見ていると1日があっという間に過ぎていきます。
1日を振り返って、テレビからもらった自分にとって有益なことって何だろう?
振り返ってみたら、空っぽでした。
なので、好きな番組だけ数本録画して、主人が帰ってきたら見るだけで、普段テレビをつけなくなりました。
テレビを見ない私は、多すぎる情報から離れたおかげで、モノへの欲求が減り、自分が本当にしたいことってなんだろう?と考えるようになりました。
本を読まない私でしたが、素晴らしい人との出会いのおかげで、テレビを見ずに、本を読むようになりました。
どんな本がいいかは、人に聞いて薦められた本から読み始め、ブログで薦めている本や自分の好きな本を読むようにしています。
何が自分の物欲を増幅していたのか分かれば、それを排除すればいい。
それは自分が大好きなことを手放すことかもしれません。私の場合はテレビでした。
そして排除することで、自分にとって必要のないモノを買うことがなくなり、代わりに素晴らしい人との出会いや、そこからたくさんの情報をもらえるようになりました。
それは私にとってものすごい宝となっています。
手放す勇気
人の評価は気になるし、テレビの影響も大きいです。
私は自分の芯の部分はそれを求めてないと気づいたので、思い切って切り捨てました。
ネットサーフィンも必要な時以外はしていません。
自分がポチッとしそうなら見ない勇気も必要です。
モノの少ない部屋は簡単に手に入りそうで、実は入りにくい。
厳しい言い方かもしれませんが、モノを手放す勇気と、本当の意味での物欲との決別が必要なのだと実感しています。