人生は長いから、7分目でいいことと、こだわるところを考えて暮らしていきたい
毎日何分目で暮らす?
久しぶりにとてもほっこりする本を読みました。
後藤由紀子さんの毎日のことだから。7分目くらいがちょうどいいです。
後藤由紀子さんの本は初めて読んだのですが、後藤さんなりのがんばりどころと、抜くところの加減がとっても素敵なんです。
本の中では、家の仕事、仕事のこと、こだわっていること、体や気持ちのことなど、後藤さんが何を日々7分目で暮らし、何にこだわって生活しているのかが書かれています。
静岡県沼津市で「hal」という雑貨店を営んでいる後藤さんは、本当はごはん屋さんをしたいと思っていたそうですが、ご自身の病気、お子さんの肺炎などを経験して、食べ物を扱うと急に何かあった時に休めない、それなら器なら腐ることがないから雑貨屋さんをやろうということでお店を開店したそうです。
後藤さんの雑貨屋さん。本の写真です。(Kindle)
すごく素敵な雑貨ばかりですが、開店した14年前とほとんど商品は変わっていないそうです。とてもこだわっている品物ばかり。
このお店の営業時間が午前10時30分〜夕方4時。
なぜそんなに早い時間に閉店するのか?
それは「家族で食べるごはんをいちばんに」しているからだそう。
優先順位を、お店ではなく、あくまで家族との時間にしているのは、ご自身が身体を壊されたご経験があるからなのかもしれません。
毎日全力投球できる人もいるかもしれませんが、自分ができることの優先順位を作って
生活していくことは、長く続く人生には必要だなと思います。
この本の中では、とてもこだわっていることも書かれています。
すべてが7分目ではなく、思いっきりこだわるところもある後藤さん。
7分目で生きる部分と、こだわる部分をしっかり持っている後藤さんの本を読んで、私も優先順位のつけ方を少し考えようと思うようになってきました。
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