この時期の気分転換
昔の私は、この時期になると急に調子がでなくなる女でした。
それを春うつって言うそうです。
最近知ったこの言葉。
私の場合は、集中力がかけて力が出ない感じでした。
ついこの前まで意気揚々と冬を過ごしてたんですけど?なぜですか?みたいな感覚。
張っていた糸が緩む。
どうにかしようと、ジタバタ。
でもそれは、長時間かけて煮込んだ、澄んでいるスープを意味もなく、焦ってかき混ぜて濁らせてしまうようなもの。
でも、かき混ぜたい。
ちょっと待って、そんなときは花でも見てみましょうか。
桜?
いえいえ、違う花です。
花
家に緑がなくても、実は我が家の周囲には緑が多く、木々もたくさん生えてます。
友人を誘って、徒歩でご飯に行き、その帰り道、下をみると足元に花が咲いてました。
歩くと落ち着く
普段、近所の周辺をブラブラと歩くことがないので結構新鮮。
歩きながら、友人が草花の名前を言いながら、説明してくれるのですが、すっかり忘れてしまいました。
失礼なやつ(私)です。
すみません。
花というか、草花は、人の生活環境と似ていて面白いんですよ。
↑きっと、地中の中では、たくさん根が絡まっているはずですが、自然に咲いてます。
その時、その場所に縁の合った草しかここに生えていません。
これは今の私も同じ。
↑2㎝あるかないかの小ささですが、こうやって拡大すると、微妙な色合いをしていて面白いですし、葉っぱの形も色も全然違う
でも、自分と〇〇が違うとか、考えが違うとかってケンカもせずに淡々と咲いてます。
大きさは私よりとっても小さいけど、性格はすごくおおらかな植物たちに尊敬の眼差しを送りました。
栄養が行き渡らない場所のようでも、キレイな花が咲けるということは、何かしら栄養が自然から与えられているのかもなぁ。
自然からもらってるモノがなくなったら、誰も生きれない。
感謝しないと。
ドラマ
自然を見ると、ドラマを感じます。
そしてこういう何気ない生き物を見ると、ミニマムな生活に関するいろんなヒントも、もらえた気がしました。
歩いた時間は、ほんの数十分でしたが、頭もスッキリして良い気分転換になりました。
うつうつしてもしなくてもスッキリします。
忙しさの中から少し目をそらすと見える自然のドラマ。
世界を驚かすような大発見はできなくても、自分を喜ばせる気づきはきっとこの足元の草花が教えてくれますよ。