シンプル生活やミニマリストはケチなのか?
ミニマリストやシンプル生活という言葉はかなり浸透していますが、
実践していない人には、物がない家で生活する人はケチなんじゃないの?
買わないから、お金が貯まるんじゃないの?とか
思っている人は少なからずいらっしゃるかもしれません。
物への執着は相当減り、
足るを知る生活になって
人の目を気にする気持ちもなくなるので、
お金は貯まるような気はします。
物が少ない生活をしている人はケチなのか?
答えは:NO
物が少ない生活でも、
買い物はします。
ただ、物を購入する時には時間を要します。
パッと買ったりはしない
購入までの道のり(食品は除きます)
例えば(私の場合)
これが必要かもと思う。
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自宅にあるもので代用できないか考える。
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代用できそうな物を試してみる。ここで解決できることは多い。
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一応、調べてみたり、店舗へ行って見る
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ここで、数日要してますが、
大体、忘れてることが多い。この場合は自分にとっては不要なんだとわかります。
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代用ができない、それでも気になる、欲しい気持ちが冷めない場合。
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もう一度、その物について調べます。
この間に色々な、情報が入ってきたり、良い考えが浮かぶので、
最初に思った物から
変わっていくこともしばしばあります。
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家族に相談します。許可をもらいます。
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初めて購入に踏み切ります。
好きで長く大事につかえると感じた物を選びます。
ここまで物について、考える事は
なかったです。
物のない生活が当たり前になると
増やす事に、敏感になるのかもしれません。
※なぜここまでするのか?
私の場合は、数ヶ月から時間がかかるもので、1年位かかりました。
今まで次から次へと考えもなしに、たくさんの物を安易に購入して、
数回の使用で、仕舞込んで忘れられて、結局、お金を使って捨ててきたので
今度は、本当にちゃんと必要とした物を選んで、使ってあげたいという
気持ちが強いからこそ時間がかかるのかもしれません。
私は、物を捨てる時には、こんまりさん流に「ありがとう」と言って捨てます。
そうなったきっかけは、
昨年、シンプル生活を始めてから、粗大ゴミをゴミ処理場まで持って行った時に
大きな扉が開いて、その中に、持ち込んだ物を投げ込むですが、
ゴミの泣き声が聞こえるようで、うわーとなんとも言えない気持ちになったんです。
使われないで、忘れ去られてる物も泣いてるんじゃないのかな。
「ありがとう」
その言葉をかけるだけで、物も納得して捨てる私を許してくれてるような気がします。
物も気持ちがある。
私はそう感じます。
今日もお読みいただきありがとうございます。